運動前に行うべきストレッチ
こんにちは!
理学療法士のコバヤシです!
前回は運動後に行うべきストレッチを
説明しました。
今回は運動前に行うべきストレッチを
説明していきます。
あなたは運動前に静的ストレッチ以外の
ストレッチを何か行なっていますか?
ケガの予防に適さないストレッチを続けて
ケガを増やし、練習時間を減らしたいですか?
もちろん嫌だと思います。
この記事を読んでケガの予防に適した
準備運動を学び、
他の選手と差をつけましょう!
運動前に行うと良いストレッチは
動的ストレッチと呼ばれます。
日本人ならば全員知っている
ラジオ体操
は動的ストレッチに当てはまります。
動的ストレッチとは、
体の関節、部位を動かしつつ可動域を広げ、
心拍数、筋肉の温度を高める
効果があります。
ラジオ体操のほかに有名なものは、
サッカーなどでよく取り入れられている
ブラジル体操
野球の前田健太選手がピッチング前に行う
マエケン体操
なども動的ストレッチに部類されます。
前回も話した通り、
運動前に体を温めることでケガは減ります。
動的ストレッチでは
心拍数を上げて血液の循環を良くすること、
筋肉の温度を高めること
ができるため、
ケガの予防になっています!
実際にFIFAが推奨する「THE 11+」という
ケガ予防プログラムを行うことで、
ケガ発生率を1/3に止めることができる
という結果が出ています。
また、スポーツ開始10分前に動的ストレッチを
した場合、静的ストレッチをした時よりも
可動域、筋力共に大きな値を示す
という研究結果も出ています。
これらのことから、
動的ストレッチを運動前に行うことで
ケガの予防を行い、競技力を高める
効果が見込めると言われています。
動的ストレッチと静的ストレッチをまとめると
このような表になります
では実際にまずはみなさんが知っている
動的ストレッチであるラジオ体操を
その場でしてみましょう。
全身の筋肉がほぐれ、
体がポカポカしてきませんか?
このような状態で運動を行えば、
ケガの発生率はグンと低くなり、
競技力の向上が見込まれます!!
次回ではねんざ予防の動的ストレッチは
どのように行えばいいのかを説明していきます
ここまで読んでいただきありがとうございます!