ケガの予防、回復を助ける食事
こんにちは!
理学療法士のコバヤシです!
前回体作りに大切な食事について
説明しました。
今回は、ケガの予防、回復を助けるための
食事について説明していきます。
ケガをしないために忘れてはならないものは
ズバリ水分補給です!
水分は栄養や酸素を全身に運搬し、
発汗による体温維持に必要不可欠です。
ちなみに人間の体内水分は、
子供で約70%、成人で約65〜60%
と言われています。
体重の3%に相当する水分が汗などにより
失われるだけで競技力は低下し、
10%の水分が失われると幻覚症状、
生命の危険にさらされると言われています。
人が2.5時間のスポーツをした時に
失われる水分は1.5ℓと言われています。
500㎖のペットボトル3本分です。
かなりの量ですよね。
練習の2時間前にコップ2〜3杯(400〜600㎖)
を飲み、練習中にも喉が乾く前に
水分補給を心がけましょう。
成人であれば汗を書いたときに水分代わりに
お酒を飲む人もいますが、お酒には
利尿作用があるため、むしろ体の水分を
奪うことになるため注意してください!
実際にケガをして安静にしている時に
食事で注意することは、
食事の量を減らしすぎないことです!
普段と比べて運動量が減る分
摂取エネルギーは抑える必要はあります。
極端に食事量を減らすと筋肉や腱のダメージを
抑える栄養素が不足し、ケガの回復を
遅らせることになります。
逆に、食事量を増やしてしまうと運動しない分
ムダな脂肪を増やすことになります。
そこで、食事ボリュームを変えず、
摂取エネルギーを抑えるように
食材や調理方法を工夫します。
茹でる、蒸す、焼くなどの調理方法
(トンカツ⇨生姜焼きなど)
脂質の少ないものを選ぶ
(鳥のササミ、レバー、低カロリーマヨネーズなど)
野菜、きのこ、海藻を積極的に活用
間食は糖質、脂質の少ないものを選ぶ
(ヨーグルト、ゼリー、果物など)
水分補給、食事量に注意しながら
スポーツ中のケガを減らしましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございます!