ねんざ予防に股関節のストレッチ
こんにちは!
理学療法士のコバヤシです!
以前ねんざ予防に足首周りのストレッチ
と筋トレを紹介しましたが、今回は
股関節のストレッチを紹介していきます!
足首のねんざなのに股関節のストレッチ?
と思うかもしれませんが、考えてみてください。
股関節は体の中央部にある関節で、
体を動かす時には股関節の踏ん張りが大切です
また、股関節は前、後、横など様々な角度に
動かすことのできる関節です。
この大きな可動域を有する関節が硬いと
脚全体の動きは悪くなり、膝や足首に負担がかかり
ケガの発生リスクは高くなります。
実際に行うストレッチは、4つです。
ストレッチに共通して言えることですが、
無理はせず、痛気持ちいいところで
ゆっくりと息を吐きながら行うことが
ポイントです。
1つめは股関節前方
片膝立ちから骨盤を前に移動した姿勢から
後ろ足のつま先をつかみ膝を曲げます。
15〜30秒キープします。
注意点として体は前後に倒れないようにします。
2つめは股関節後方
ハムストリングスのストレッチです。
足首を握ってしゃがんだ状態から
膝を伸ばせる位置まで伸ばします。
10秒キープを5セット行います。
注意点として、太ももと胸が
くっついた状態で行います。
3つめは股関節外側
梨状筋のストレッチです。
①仰向けに寝たまま膝を90°に曲げる
②片方の膝を内側に倒せる範囲で倒す
③倒した足の膝に反対の足を乗せる
④乗せた足を下に押す
注意点として肩や腰が浮かないようにします。
4つめは股関節内側
内転筋群のストレッチです。
床に座った状態で膝を曲げて横に開き
足の裏を合わせて前へ倒れる。
注意点として背中を伸ばし股関節から倒れるよう意識します。
股関節周囲の筋肉はたくさんあるため、
これら以外のストレッチも重要ですが、
特に硬くなりやすい筋肉と効果の出やすい
方法を紹介しました。
ストレッチはすぐに効果が出るものではないです。
しっかり毎日続けてケガのしにくい体を手に入れましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました!