足首を曲げる癖は足の機能を落とします
こんにちは!
理学療法士のコバヤシです!
前回靴の話をしたので、
今回も靴の話をしていきます。
突然ですが質問です。
あなたは信号待ちしている時に
つい足首を曲げてしまっていませんか?
この癖を持っていると足の
本来持つべき機能を十分発揮することができなくなります。
これは日本人の骨の形から
癖としてつきやすいとも言われています。
足首を曲げているということは、日常的に
足部へのストレッチをかけすぎているため、
足の関節がゆるくなります。
今まで散々ストレッチしろと言ってきましたが、
足関節は柔らかさは必要ですが、ある程度の
硬さもないと踏ん張りがきかなくなるのです。
また、この癖によって靴が強く変形し、
型崩れが起きたり、靴底の外側が削れてしまいます。
癖を自覚できれば直すことはできても、
靴底の減った靴を履き続ければ足は自然に
生理的な荷重位置からズラされてしいます。
本来歩いている時には踵から足の外側を通って
足趾へと荷重し、最終的には母趾(親指)へと
荷重は抜けていきます。
しかし、靴底の外側が減った靴を履いていると
荷重は外へ外へと逃げていき、母趾への荷重が
できなくなります。
外側に荷重をかける癖がつくと
足の外側の筋肉ばかり使われるようになり、
内側の筋肉は弱く疲れやすく、
外側の筋肉は硬く緊張が抜きにくくなります。
以前のブログで話たように、
足首のねんざは外側を痛めることが
圧倒的に多いです。
足のバランスが崩れて外側の筋肉が硬くなっていては
ねんざが起こりやすくなってしまいます。
そこで、先ほど説明した生理的な荷重を
意識しながらつま先立ちを行うことで
荷重への意識を変えていきます。
注意点としては足は肩幅で開き、まっすぐ向けること
回数はまずは両足で25回。
慣れてきたら片足で25回行えるようにしましょう。
これを毎日繰り返すことで
足の筋肉のバランスは改善され、
荷重への意識も自然と改善してきます。
一番初めに書いたように足を曲げる癖は
足首の機能を悪くするため気づいた時には
やめるよう心がけてください。
また、自分の靴の裏を確認して
靴底の外側が削れているものは
なるべく早めに買い換えた方が
筋肉のバランスも改善しやすくなります。
ここまで読んでいただきありがとうございます!