ねんざ予防のための動的ストレッチ
こんにちは!
理学療法士のコバヤシです!
前回は動的ストレッチについて説明しました。
今回はねんざ予防のための動的ストレッチ
について説明します!
前回の記事で動的ストレッチの効果について
知ることはできました。
ですが、ラジオ体操をやるだけでは
ねんざの予防には効果が少ないです。
せっかく動的ストレッチをしても
結局ねんざをしてしまいます。
動的ストレッチも静的ストレッチのように
適した場所に適したストレッチを行う必要が
あります。
この記事を読んでねんざの予防に効果的な
動的ストレッチを学んでいきましょう!
動的ストレッチは英語で
ダイナミックストレッチと呼ばれます。
名前の通り、
関節をダイナミックに動かし、
筋肉を動かしながら伸ばしていくことを
目的としています。
静止時間は必要ない。
ゆっくり大きく動かす。
呼吸を止めない。
目的とする筋肉を意識する。
といった点を注意しながら行います。
以前話した通りねんざ予防のためには
足首、股関節を大きく動かしながら
筋肉を伸ばしていきます。
まずは足首から
足首を上下に大きく20回曲げ伸ばしします。
左右とも行います。
足首を内回し、外回し10回ずつ回します。
左右とも行います。
次に股関節
つま先を上に向けます。
腕を後ろから前に向かって振り、
手が前に行った時につま先を地面につけます。
背中が丸くならないよう注意しながら
左右10回行います。
右手を伸ばした状態から左足を前に蹴り出し
左右交互に10回ずつタッチします。
この時に硬い人は背中が丸くなりやすいです。
手に届かなくてもいいので、
背中を伸ばした状態で行うことを意識します。
股関節を内から外に向かって10回回します。
左右とも行います。
股関節を外から内に向かって10回回します。
左右とも行います。
足を前後に大きく開き、前の膝を曲げながら
両手を上に伸ばします。
左右交互に10回ずつ行います。
以上のような動的ストレッチは
最低でもするようにしましょう。
また、上にあげた順番で行うと
より効果的にストレッチの効果を
得ることができます。
ストレッチをする順番などは少し
難しくなるため、また別の機会に
お話しします。
以前話した通り、
静的ストレッチは運動前に行っても
ケガの予防にはなりません。
むしろケガの原因となることもあります。
動的ストレッチはいきなりやっても
バランスが取れなかったり、動かし方が
ぎこちなかったりと意外と難しいです。
ぎこちなく無駄に力の入った動的ストレッチを
練習前に行っても効果は得られず、
ケガをしてしまう可能性は高くなります!
しかも、かなりダサいです。
強いクラブチームが動的ストレッチを
行っているところを見てみると、
動きがスムーズでカッコいいです。
スムーズにできている選手はやはり
プレーは上手く、ケガが少ないです。
今すぐ足首、股関節の動的ストレッチを行い、
次回の練習前にスムーズな動きができるよう
慣れておきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます!